腰椎椎間板ヘルニアとは?

椎間板は正式には、椎間円板と呼びます。

構造は、繊維性軟骨組織でできている繊維輪が、中心部の髄核という寒天状の軟組織塊をぐるっと包む構造になっています。

その役割は、背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。
たとえるなら水枕がおされてもつぶれずに、弾力性とある程度の可動性を持っているように、椎間板も髄核の流動性が圧の分配おこなって、前屈、後屈などの脊柱の屈伸運動や、ゴルフのスイングの様な体を捻じる回旋運動を可能にし、重要な働きをしています。

腰椎ヘルニアは、繊維輪が何らかの原因で一部が裂け、中の髄核の一部が出てきて神経を圧迫して症状が出ます。

原因

原因としては、椎間板の一部に極度に負担がかかったり、加齢などにより変性するなどして、椎間板の繊維輪が断裂して起こります。悪い姿勢での動作や作業、喫煙などでヘルニアが起こりやすくなることが知られています。

生活習慣・労働習慣から
日々の自分では気づかない日常動作や、仕事の時のカバンの持ち方などの体の使い方。

激しいスポーツ
世田谷指圧治療院てのひらに来院される若い世代の腰椎ヘルニアの患者様は、サッカー選手、ラグビー選手、格闘技といった激しいスポーツを行う若者に多くみられます。

姿勢の悪さ
腰の曲がった状態で 椅子に座っていたり、足を組む習慣、横座りなどは 身体の歪みを作ってしまいます。
パソコンをのぞきこむ姿勢が影響していることも多く方でれます。
心因性要因
神経の圧迫以外でも他の要因で痛みが発生することがあります。
職場や家庭の問題で強いストレスを感じていたり、うつ状態や不安が強いことで痛みがでているという報告もあります。

世田谷指圧治療院てのひらでは、体を部分的にとらえるのではなく、
「心身一如」
ココロとカラダを合わせた全体のゆがみから来ていると考えております。

1.背骨のゆがみ
2.ストレス、疲労
3.冷え、内蔵由来

症状

椎間板ヘルニアが 脊柱管内に通っている神経を圧迫して痛みや様々な神経症状を起こしてしまうことが一番の問題になります。

神経には運動神経と知覚神経があります。
運動神経を圧迫されると筋肉の動きにくさや重さを感じます。
知覚神経を圧迫すると痛みやしびれ、知覚麻痺といった症状が発生します。

多く場合、腰痛、お尻の痛み、お尻から太ももの裏、ふくらはぎ、足首までの痛みやしびれ、足に力が入らない 足の触感が鈍くなったりという症状が出ます。

整形外科的検査法

腰椎椎間板ヘルニアの徒手検査はいくつかありますが、
代表的なものにSLRテストがあります。

膝を伸ばしたまま下肢を挙上し坐骨神経痛の出現を見るテスト法になります。
下肢の感覚が鈍いかどうか、足の力が弱くなっていないか等で診断します。

ストレッチ・体操

世田谷指圧治療院てのひらでは、患者様の腰椎ヘルニアの状態を確認して、個人個人の症状に合わせ、段階に合ったストレッチや運動法を指導しております。

一般的にお勧めしているのが
腸腰筋のストレッチになります。

(腸腰筋のストレッチの動画)

病院、クリニックでの治療

・消炎鎮痛剤の内服や坐薬の処方
・痛みが強い時期には、コルセットの装着指導。
・神経ブロック(神経の周りに痛みや炎症を抑える薬を注射する)を行い、痛みをやわらげます。
・温熱療法で腰を温める。
・腰の牽引。
・マッケンジー体操などの運動療法の指導。

これらの方法でよくならない場合や下肢の脱力、排尿障害があるときには手術を勧めすることがあります。最近では内視鏡を使った低侵襲手術も広く行われるようになっているようです。

当院でのアプローチ

世田谷指圧治療院てのひら『代々木駅前店』では・・・

体の土台となる骨盤の調整

指圧療法にて、体の土台となる骨盤の調整を行っていきます。
指圧療法とは押圧法(おうあつほう)と運動操作のことを指します。
本来、指圧は痛みが伴いません。押圧法は体の深部に圧を入れることが可能になる高度な治療法です。

骨盤のゆがみ方には、それぞれパターンがあります。
お一人お一人の歪んでいるパターンと原因を確認し、
押圧法で筋肉や腱を緩めながら、体の土台となる骨盤を整えていきます。

脊柱の調整

椎間板ヘルニアにたいしての治療は、髄核が飛び出してしまうほど極度に負担がかかってしまう、体のゆがみを引き起こしている脊柱の細かな筋肉を、指圧で緩めミリ単位で調整していきます。
また、ヘルニアとして飛び出している髄核は、体内では異物として処理されていきますが、指圧により自然治癒力を高め、異物処理、体内の吸収を早めるように血液循環を高める治療を行っていきます。

内蔵の調整

ご存知でしたか?
内臓の疲れが腰痛の原因の一つだということを。
肝心要という言葉があるように、腎臓を疲れさせ、肝臓に影響を与えると、要(かなめ)の腰にダメージが出てきます。
指圧療法の創始者「浪越徳治郎先生」は、多くの難病、あらゆる痛み、すべての疾患の治療に腹部指圧を推奨されてきました。
*腹部指圧とは、手掌(てのひら)、母指、四指などでゆっくりと、内臓をねらって圧を加える方法です。
世田谷指圧治療院てのひら『代々木駅前店』では、指圧療法の真髄「診断即治療}で腹部指圧を行います。

患者さんの声

地方や海外からも腰痛、腰椎椎間板ヘルニアで当治療院にご来院いただきます。

札幌中の整形外科、整体に通っても痛みが取れず
腰椎ヘルニアの手術をしても痛みが取れず
わざわざ札幌から東京まで治療にいらした
飲食店経営の男性の患者さまの喜びの声

高校受験を控えた大切な時期に突然の痛みに襲われた中学生
整形外科を受診すると腰椎椎間板ヘルニアと診断。
病院や整体に通うも、座っているとどんどん痛みが出てきて
受験勉強もはかどらず困っていた患者さま
4回で痛みが引いた時の喜びの声

世田谷指圧治療院てのひら『代々木駅前店』にご来院になるまでに
10件もの、整体、マッサージ、整骨院、整形外科、鍼灸に通うも
まったく痛みが引かず、初めて指圧で検索されてご来院されて
初めて痛みが引いたと喜びの声をいただきました。