生理痛とは?

立っていられない程の辛い症状もある生理痛。なぜこのような痛みが起こるのでしょうか?

生理痛は子宮からはがれた子宮内膜を押し出す時の子宮収縮の痛みです。下腹部や腰の痛み、吐き気や下痢、頭痛などが起こるケースもあります。痛みは個人差があり、全くない人もいれば寝込む程ひどい症状の方もいます。
生理痛は病気ではありませんが、日常生活に支障が出る場合『月経困難症』といいます。また、実は子宮や卵巣の病気があって痛みが強くなることもあるので、早めに婦人科などで診察しましょう。

原因は・・・?

様々な原因がありますが、主に以下の原因が多いと言われています。

① 経血が体外へ出る通り道が元々せまい

② 子宮収縮を促すプロスタグランディングというホルモンの分泌が多い人

③ 体の冷えから血液の循環が悪くなっている

④ ストレスが強いと痛みを強く感じやすい

※要注意なのは骨盤内に病気がある時で、生理痛がどんどんひどくなる場合は違う病気がかくれていることがありますので、注意してください。

てのひら指圧治療院では生理痛にはこのようなアプローチをします!

《歪んだ骨盤の調整》
経穴の通り道の狭さは骨盤の歪みが原因になっていることが多いので、指圧療法にて、骨盤の調整を行っていきます。
指圧療法とは押圧法という押し方と運動操作のことを指します。
本来、指圧の押圧法は痛みが伴わず、体の深部に圧を入れることが可能になる高度な治療法です。

骨盤のゆがみ方には、それぞれパターンがあります。
お一人お一人の歪んでいるパターンと原因を確認し、押圧法で筋肉や腱を緩めながら、体の土台となる骨盤を整えて骨盤内の血流をよくしていきます。

《脊柱の調整》
子宮収縮を促すホルモン分泌の乱れを取るため、体のゆがみを引き起こしている脊柱の細かな筋肉を指圧で緩めミリ単位で調整していきます。
脊柱を調整し、脊柱が支配している自律神経の働きを正常に戻して行くことで正しいホルモン分泌を促すことができます。

《内蔵の調整》
内臓の下垂は子宮の機能を鈍化させます。
筋力の低下で重力に逆らえず重い内臓はどんどん下に下がっていきます。そのため、一番下にある子宮卵巣などは圧迫され、血流が悪くなったり本来の機能を果たしにくくなるのです。

指圧療法の創始者「浪越徳治郎先生」は、多くの難病、あらゆる痛み、すべての疾患の治療に腹部指圧を推奨されてきました。
(※腹部指圧とは、手掌(てのひら)、母指、四指などでゆっくりと、内臓をねらって圧を加える方法です。)

お腹の指圧により、内臓(胃、小腸、大腸、膵臓、脾臓、腎臓、副腎、肝臓、膀胱、子宮、リンパ小節など)への血液循環、リンパの流れを改善し、内臓の働きを向上させます。内臓の働きをよくすることで自然治癒力を高める治療を行っていきます。